大会テーマ

フルフィルメント進化の側面から見たダイレクトマーケティング
〜通販を支える物流、受注、決済等の業務を考える〜

　第18回日本ダイレクトマーケティング学会全国研究発表大会の統一論題は、「フルフィルメント進化の側面から見たダイレクトマーケティング〜通販を支える物流、受注、決済等の業務を考える〜」といたしました。フルフィルメントは、商品の受注から決済に至るまでの業務全般を指し、受注、決済、在庫、ピッキング、梱包、配送といった物流業務等が含まれるとされます。商品やサービスの提供を「顧客体験」と捉える考え方からすると、フルフィルメントプロセスは顧客体験全体を大きく左右し、顧客満足、商品購入の意思決定にも影響を与えるといえます。
　ネット通販業務の遂行にあたって、それを支えるフルフィルメントは、まさしく根幹ともいえる部分であり、企業において、その重要性の認識は高まる傾向にあります。フルフィルメントに関連して、大きな投資をし、自社資源として整備していこうとする企業がある一方で、他社に外部委託する企業も増加しています。そして、フルフィルメントを総合的に代行するサービスも拡大傾向にあります。また近年、フルフィルメントに関連した人材不足が深刻化しており、それに伴うコスト増が大きな課題となっています。特に、宅配については、宅配危機と呼ばれるように、商品を配送できないという事態も発生しています。そのため、宅配ボックスの設置、配達時間の事前通知などを進展させているほか、フルフィルメントに関連する省人化、省力化を図るべく、ロボット、AI、IoTなどの新技術導入も検討されています。
　Direct Marketingや通信販売において、フルフィルメントは重要でありながらも、学会では、これまで議論はあまりなされてこなかったともいえます。本大会においてフルフィルメントに関する活発な議論が行われ、今後のフルフィルメントの進化、Direct Marketingの発展に資することを願っております。

大会運営委員長　矢野　裕児（流通経済大学）

プログラム

参加申込方法

参加ご希望の方は、必ず以下のいずれかの方法でお申し込みください。（当日参加はできません）

　1.大会申し込み専用フォームより送信（別ウィンドウが開きます→
　2.申込用紙（ワードファイル→）をダウンロードしてFAX又は郵送

参加費

申込／振込締切日：７月１０日（水）　※振込締切日を延期しました
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください

※FAXまたはホームページからの送信データの受領を持ちまして申込み受付とし、参加票等はお送りいたしません。なお、当日欠席された場合は返金できません。また、未納で当日キャンセルの場合は、会費・懇親会費等を請求させていただく場合がございますのでご注意ください。

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お問合せ

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