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■第16回全国研究発表大会報告
大会テーマ:進化し続ける顧客関係構築〜挑戦的取り組みと理論的進展〜

2017年6月24日(土)、筑波大学東京キャンパス社会人大学院にて、日本ダイレクトマーケティング学会主催による第16回全国研究発表大会が開催されました。 約80名の方にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。

午前の部は、三会場に分かれての研究発表を行いました。

第一会場では、情報工房(株) 宮脇 一氏による「『電話の通話時間の長さと利益との相関』に着目した考察」、続いてWizaras投資工学研究所 鬼崎 泰至氏による「顧客独自判断を可能にする投資手法の実証研究」、その後に(有)マーケティングメソッド研究所 大島 一豊氏による「デジタル時代の経験価値向上に貢献するメディア&コンテンツ考察」、最後に関西大学 陶山 計介氏による「今日におけるCRMの課題とブランド・ロイヤリティ構築」についての発表がありました。

第二会場では、(公財)流通経済研究所 折笠 俊輔氏による「買物困難者対策における顧客接近手法と顧客ニーズの分析」、続いて(一財)流通システム開発センター 市原 栄樹氏による「オムニチャネルにおける情報システム標準化」、その後に(株)インテージ 中野 暁氏による「マルチデバイス同時利用環境下での利用者類型化と構造評価」、最後にHAZS(株) 東 弘樹氏による「入金日数を用いた地域別顧客特性の知識化に関する考察」についての発表がありました。

第三会場では、(株)BLAX 岩井 信也氏による「ダイレクトマーケティング人材育成カリキュラムの作成とその実施・運営方法の研究―研究プロジェクト報告―」、続いて広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻 菅生 一郎氏による「『価値共創』視点からのダイレクトマーケティング研究―先行研究に基づく理論的枠組みの考察―」についての発表がありました。また、第三会場では、「ダイレクトマーケティング『温故知新』」と題して、資料展示を行いました。(資料提供:(公社)日本通信販売協会/(株)アイ・エム・プレス/(一社)日本コールセンター協会)

午後のパネルディスカッションでは、「ラグジュアリーブランドのCRM戦略」をテーマとして、パネリストに、横山 健一郎氏(元ハイアットリージェンシー京都総支配人)、安達 満氏(ZWILLING J.A. HENCKELS JAPAN(株)Eコマースマネージャー)、司会に陶山 計介氏((一社)ブランド戦略研究所理事長/関西大学教授)をお迎えしました。オブザーバーに岩井 信也(日本ダイレクトマーケティング学会)が加わり、現場におけるCRMについて、お客様とのコミュニケーション方法あるいは人材教育などの様々な意見が交わされました。

続いての特別講演では、「機械学習・AIが切り開く顧客関係管理の未来」をテーマとして、(株)ブレインパッド マーケティングプラットフォーム本部副本部長 佐藤 洋行氏による講演がありました。佐藤氏は、AIは現在発展途上だといい、「AIは人間よりはるかに多くの材料を処理して、合理的な判断ができる。それには、良質なデータを与えることが大切。また、例えばスマートフォン内のセンサーなど、日常にあるセンサーへの興味が、今後のAI時代では重要となる」とお話しされました。


特別講演終了後の会員総会では、役員の変更が決議されました。松田 芳雄氏(早稲田大学大学院経営管理研究科非常勤講師/元日本ユニシス(株))が新しく理事に就任されました。また、3名の理事の退任がありました。 (理事の交代についてはこちらをご覧ください)

今年度の学会賞は、学会賞審査委員が厳正な審査を行った結果、残念ながら、学術賞、奨励賞、田島記念賞とも該当者なしとの結論に至りました。

最後に、次回開催校へ引継ぎ、第16回大会は幕を閉じました。来年度は、 2018年6月頃に、慶応義塾大学日吉キャンパスまたは矢上キャンパスにて開催する予定です。


 




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